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2019年1月18日 (金)

2018-19宗谷岬裏スノーライド(自身ウラル抜き)

巷で噂の年末宗谷ライド、

確かに地元の道民としては結構複雑です。
「目の前で転倒してぶつかるかと思った」
「何故こんな寒い年末にバカ騒ぎしてるんだ」
「塩カリで単車が錆びるじゃないか」
色々なご意見を耳にします。

でも一番多い意見がコレ、

「事故があってからでは取り返しがつかない」

これがトップですよね。
実際問題、ご家族・友人・恋人から冷ややかな目で見られる事もありますよね。

ネットにアップされる動画でも雪のワダチに取られて転倒、
エセ知識で単車を改造し見事に失敗している輩も、
私たち道民が本州の夏を甘く見ているように、本州のライダーは本当に寒冷地でのライドの危険性をよく理解されていないのも事実。

そんな冒険心一直線なライダーにおすすめなのがコレです!!

Img_7513_2

そう「ウラル・ギヤアップ」です。
はいロシア産アメリカ本社のコイツです。

巷では、
「精度が悪くてすぐ壊れる」

「部品が無くて壊れたら即廃車」
「運転が難しくてすぐ事故が起きる」

まあこんな事をよく聞く。
私も友人からよく言われる、ロシア製は当てにならないと。

(これに関しては別の話題で~)
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と言う事で昨年末にメーカー主催の「ウラルスノーライド」に参加いたしました。
地元ウラル乗りと言う事で主催側サポート要員として今回はデリカJB500を持ち出した。
メーカー初の試みとして行われる年末宗谷岬へのウラルライドなので、当然失敗は許されないのです。
(来年は必ず参加したい為ですよ)

失敗と言うのは「参加者の安全」「地域住民への配慮」「ウラル車両への配慮」の三つ。
その全てを裏方から援護するのが参加の理由、つまり思いッきり楽しむ参加者の為のサポートつまり万全な「保険」なのです。
Img_7541

無理のないライドスケジュール、万が一の為の引き上げ・修理・メカニックとサポート。
ソロで未知の領域へトライするライダーも多い中、高揚感満々な本人とは裏腹に周りの人間はそうは思っていないのです。

北海道に住んでいる住人の殆どは「冬にバイクは乗らない」で常識となっている。
郵便局のカブや一部通勤で使用されているスクーター以外、ただの雪道路上のお邪魔虫扱いに他ならない。
大多数の常識は一部の勇気ある常識など吹っ飛んでしまいます。
理解出来ない者は一部のライダー(マニア)と本州からの夢見るライダーだけなのです。

夏場でも当然バイクは危険と隣り合わせの乗り物ですが、そういう次元の話ではない。
一度でもバイクで雪上を走り、周りの車両と同じ速度で降りしきる暴風雪の中を走った事があればある程度は理解できると思います。
雪道は自身の危険なアクションが湖の波紋の如く、周りの車両をもトラブルに巻き込むと言う事なのです。
それでも異議を唱えるライダーがいたら冬の北海道ライドには向いていないかもしれません。本人がどうのではなく「北海道民」を敵に回してしまいます。

「この季節、この気候で、この時期この状況下に何やってんだ?」

100人が100人そう思われない為に「安全・安心・快適」を考えねばなりません。
まあ、そんな事を考えながら今回のライドに参加いた訳ですが、

結論から言えば、

「三輪は二輪よりは安全に走行出来る」

「積載の仕方でより安心したライドが出来る」

「ウラル乗りは車両の整備・管理が二輪ライダー以上に真面目で真剣」

様々な方面から意見・批判がありそうですが、まずは宗谷岬ライドを完遂したライダーには敬意を。


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私もモトコンポを取り出して記念撮影いたしましたが、あまりにも蛇足でみっともないです。

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