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2019年1月23日 (水)

ウラル購入記 第5話 「3連休ウラル三昧 前編」

本来でしたら本業の社内イベントが行われるこの時期ですが、2年に一度と言う事で今年はタダの3連休。家族の休暇は明日から2連休と言う事で休暇1日目はウラル慣らしに近場のライコランド札幌に出かけました。ウラルに必要なオイルや備品があるかどうかの確認とビーコムの新型を見てみたかった。

地味に私のビーコムは213REVO、もう相当前のモデルである。
たまにツーリングする仲間内では新型ビーコムやセナを使っていて私との通話が出来ないモデルもある。

そろそろ買い替え時かなぁ、と思いつつ使っているの機能の殆どがブルートゥースで音楽と携帯電話発着信。
ライコランドに来たら現物があるだろうと期待していたが商品自体の在庫はなかった。

「お持ち帰りぃ~主義」の自分なので無ければまた次回と言う事になる。

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今まで札幌にはバイク用品店がほとんどなかったのですが、現在は2りんかんとライコランドの2つもオープンいたしました。正直ジャケットのサイズ合わせからビーコムの備品に至るまで現物があると言う事は本当にうれしい事です。
まあウラルに使えそうなモノは意外と少ないんですが、最低限オイルとプラグとタイヤがあれば何とかなる、ってその時は思っていました。(まあ何事も無ければそう感じますよね)
無茶しなければそこそこ国産マシンと変わらんぜよ!!

実の所、近場に購入店があれば何の迷いもなく年代物やら中古やらソ崩壊前車両とかも興味本位で手を出したかもしれない。

しかし、ここは離島。
本土ではない。
自動車や徒歩で渡れる橋はない。
新刊もアマゾンでモノを購入しても最低3日は届かない。
天気が悪くなれば最悪週刊誌も届かない。

それが北海道。
鹿児島と青森と比べて遜色ない距離なのに、この津軽海峡の壁は大きい。
これからそんな事を思わされる様になり、つまりは次なる行動を起こすきっかけともなる。

まあライコランドではそんな事を一切感じず、これからウラルで何しよう??な気分で一杯なのだ。
明るいうちに帰宅し、予備キーにウラルキーホルダーを付けてうふふと気分上々な自分に明日は家族とのプチ旅行が待っている。
いわゆる家族内への正式なお披露目である。

何にせよ若者がしていたように自分も書類ケースの中にカタログと雑誌、そして旅行中に拝見しようと怪しい日本語訳のウラル解説書を積んだ。



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休暇2日目、早朝から出発し下道をトロトロ走りながら小樽で給油。
とにかくセルフスタンドを見つけたら給油。
雨男な自分にもたまには晴れ予報が巡って来るのだと感心しつつ道の駅余市に到着。

早速ウラルのよくある洗礼を受ける。

観光客、ライダー、ちょっとした外車の爺、決まってかけてくる声は、

「おっBMWかい?」

「これは何cc?」

「どこのバイク?ウーラルって何」

大体このセリフの後から爺の昔語りがスタートする。
昔はBMW乗っていたがすぐ壊れるからホンダのコールドウィングにしたんだ~みたいな物語がタバコ2本分位続く。

中には座ってみたいという方もいるので「是非どうぞ!!」と気兼ねなく試乗させる。
ああっ、どうも本業の感覚が出ちゃう……、
でも、何を隠そう自分も先月同じ事を言って試乗し買ってしまったのだ。

スタンプ押したついでの休憩が永遠長々になる前に撤収。
まずは積丹半島を反時計回りに進行するルートをとる。


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道の駅かもえない……冬季閉鎖のこの場所は冬場は閉鎖している為位の時期にスタンプを押さなければならない。まあ慣らし運転にはちょうど良い交通量とコースなのだ。
もう少し走れば海産物満載のドンブリを提供するお店が色々ある。昼食が楽しみで仕方が無い。

と考えてはいたがスケジュールと走行ルートと時間を考え、岩内近辺で昼食をとトロトロ先に進んでいく。
天気は青空、特に風も強くなく走行するには丁度いい感じ。
舟側に乗る相方はあまりの乗り心地の良さに完全に転寝状態。
(デリカJB500から比べ相当乗り心地は良いらしく感動していた、実に国産バイクより水平対向マシンに相性がいいのだろうか?本人曰く、GSとウラルは乗り心地が良いとの事)

しばし海側ライドを楽しむうちに食事処が全然ない事に気付く。
素直に岩内手前で食しておけばよかったと嘆く。
折角なので海産物をと走りながら店をのぞくが有名処は休みだったり。

ようやく見つけた場所はいつも通り過ぎる未開拓な食事処。
昼時間も過ぎていたのでさっさと入店した。



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メニューも豊富で価格もリーズナブルだったのでついイクラ丼をチョイス。
さすがは観光地、ノンアルコールもばっちり完備だったのでついつい……え、私の分じゃないのか??とほほ。
写真だけ撮りノンアルは没収されました、トクホだったのにぃ。

肝心のお味は……時期が時期だけにといった所。

久しぶりの3連休、思いっきり走り思いっきり食べて飲んでで行く予定の今回のツーリング。
この後は寿都手前で南下し黒松内を抜けニセコ経由北湯沢温泉に宿泊するという豪華ツーリングの予定。
翌日は洞爺湖を右に眺めながら室蘭の実家に立ち寄り、虎杖浜温泉でタラコを味わって帰る何ともデブ一直線なスケジュールである。


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食事を終え、一服した後後半ライドに突入する。
サイドカーのツーリングはなかなかどうして楽しいと気分はすっかり天気同様。
それほど食べてはいないはずが定番の居眠り状態を回避すべくコンビニでコーヒーを飲んだり一服したり。
寿都手前を左折し黒松内へ。
暫し走った後、道の駅黒松内でトイレ休憩。
ゴープロのバッテリーが切れてしまったのでヘラーからチャージしつつ、ニセコに入るまでは単調なルートなのでと動画撮影を一旦止めてライド再開。

何となく、そう何となくアスファルトのわだちにハンドルが取られる。
ハイハイと少しセンター側に寄り車体を平行にとる。
このルートに限らずニセコまでの道はアスファルトが結構凹んでいて走行しづらい。
でついセンターライン側によると舟側車輪がセンターラインを踏んでしまう。
まあ法定速度で走っているとはいえ、ふっとセンターによると対向車に申し訳が無い。

そんな事は関係なしと舟側では~お構いなしに熟睡を決めている姿を見てニヤニヤしていたその時、

事件は起こった。


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