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2019年1月24日 (木)

ウラル購入記 第6話 「3連休ウラル三昧 後編

何となく、そう何となくアスファルトのわだちにハンドルが取られる。
ハイハイと少しセンター側に寄り車体を平行にとる。
このルートに限らずニセコまでの道はアスファルトが結構凹んでいて走行しづらい。
でついセンターライン側によると舟側車輪がセンターラインを踏んでしまう。
まあ法定速度で走っているとはいえ、ふっとセンターによると対向車に申し訳が無い。

そんな事は関係なしと舟側では~お構いなしに熟睡を決めている姿を見てニヤニヤしていたその時、

事件は起こった。


アスファルトの山の部分に車体を寄せた瞬間、

「バボコッ!!ゴバン、ゴバン、ゴバン」

「えっ……えーーーっ??」

いわゆるチューブの頭が吹っ飛んだ。

(その時はタイヤがバーストしたと勘違いしている、チューブタイヤなのに……)

すぐに道路の路肩に車両を寄せて止まる。
丁度見通しのいい大きく右カーブする手前の平地にウラルは停車した。

初心者が一番初めに遣るだろう状況……つまりタイヤのair管理問題。

翌日、おいしい朝食を食べてクリオネを出発!!今度若者に会えるのは8月お盆になるだろう、弟子屈??でまた会う事を約束し帰路につく。途中何個かの道の駅スタンプをゲットし札幌へ向かう私の後ろで同僚がボソッと一言呟く。

「なんとなくウラルが左に傾いて走っている気がする」

いやいやいや確かに私は超ド級の体重保持者でございますが、さすがに傾いてる言われたら悲しくなります。
昨日、若者に同様の事を告げショックの調整をしたおかげで走行しやすくなったのにソレ言わないで下さい。

こんな事をクリオネの帰り道インカムで語っていたよね。

これ一番重要デス。

「今どきのバイク・自動車のエア管理と一緒にしない。お出かけ前は車両点検を確実に」

本業の仕事もこれじゃ失格だろうに、と言わんばかり。
とりあえず50km/h弱の速度からよく無事に路肩に寄れたものだと感心した。

時計を見ると午後3時前、夜じゃなくて本当に良かったが、炎天下のアスファルト上に完全放置プレー。喉を潤したくても自販機まで約2キロ(後で自販機探してすぐに水分補給した)

ウラル ギアアップ にはスペアタイヤが装備されております。
万が一の場合でもアナタ様のツーリングの足手まといにはなりません。

そんなセリフがウラルのメーターから聞こえた気がした。

どうせだったらウラル解説書とネットでよく見ておけばよかったと素人張りに反省。
早速スペアタイヤを下ろし、トランク内の専用車載工具を取り出した。

道行く車両の目が痛い、いやトラクターも止まって救援コールを、ありがとうございます。

「これもウラル乗りの試練?いや日常??」(はい、その通りなのです)

バイク乗りなら当然出来て当たり前なパンク修理、それをスペアタイヤ交換のみで済ませてしまうウラル、チューブタイヤなので正直本当にありがたいやスペアちゃん。


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スペアタイヤの取り外しは正直サルでもできるレベル。
荷物を下ろし、スペアタイヤ中央部のキャップを回すと簡単に取り出せる。
問題はパンクしたリヤタイヤの交換の方法だ。

自分の車のタイヤ交換は出来ます。
自動車の事は大抵は経験あり、もしくは当たり前のレベルでもバイクの場合は別。
恥ずかしい話、自転車のパンク修理もしたことが無い。(幸いにも学生時代パンク経験なし)

一服しながらウラル解説書を見る。なかなか面白い日本語訳なので笑いながら段取りを考える。
何気にトランク内に突っ込んでいた養生テープやら軍手やらが本当に役に立っている。

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まずは足回りの用品を外しましょう。ブレーキキャリパーのボルト端についているピンを無くさないよう引き抜き、2本とも抜きます。実はこの作業だけでブレーキパット交換可能です。まあパットの残量がそんなにないなと確認出来たので後日交換です。(何キロ毎交換?)
ウラル解説書は写真入れで大抵の事は書いてある。
お陰様で作業自体はスルスルと進んでいくのだが、途中車載工具の使いづらさから難航しはじめる。

ココだよココ!!メガネレンチで一発OKな所、レンチの尺が微妙に短くて力が入らずナット山破壊してしまうぞ。
ついでにトルクレンチは絶対に積み込んでおきたかった。(デジタルは高くて買えんし)

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さて、ほとんどのパーツを外したがシャフトが抜けない、うーむ、困った。
キツイのか?どうなんだ?

5分後、アッと思い逆側見たら見事にシャフト先のナットが外していない事に気付く。
このナットってホント外しにくいし締めにくい。どうやってトルク図るのか気になります。

Img_5640

シャフト抜けた。
ん、タイヤどうやって抜くん?フラップ邪魔で全然抜けないんじゃん?
リフトやジャッキで本車を上げている場合はそうでもありませんが、メインスタンドだけで上がっている場合は左マフラーを外した方がすんなり抜けます。
そんな事すら知らない私は色々角度を変えやっとタイヤを抜く始末。
スマホでウラル整備でも確認したらいいのに、解説書オンリーで作業挑んでます。

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スペアタイヤ換装完了、まあ怖いので触ったボルト・ナットの増し締めを。

ガシガシっとパワーで押し切ると簡単に折れるしナットの頭がナメルので慎重に。

車載工具の交換と六角レンチの長い柄の物を用意した方がいいと勉強になった。

何気に積んでいるタイラップや養生テープ、予備の工具に配線テープ。
トラブルの際には必ず役に立つものばかりだが、普通単車には荷物になる事から最小限しか積み込まない。だがウラルの場合、予備のオイル缶だのジャッキだの空気入れ(標準装備)を仕舞い込んでも積載量的に何の問題も無い。キャンプ時のテント補修やグッズ修理にも使えるのでホント重宝しそうです。


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修理に約一時間ほどで再出発、2キロ先の自販機で十分に水分補給をし倶知安・京極経由のルートからニセコ・真狩ルートに変更し喜茂別経由で北湯沢を目指す。
途中にウラル初試乗したライダーハウスを横目にひたすら走る。

交換したスペアタイヤ……乗り心地やハンドリングが午前中とまるで違う。

タイヤのエア管理はしっかりしないとアカン。
図式で見た事があるチューブが少しずつ移動していきバルブに負荷がかかる。
最後にバルブ根元がプッチンプリンの底のピンの様にポロっと逝くのだろう。

途中のセイコーマートでつまみと酒を購入した後、シートに座った後傾いているか?の問いに「全然、」という家族の言葉にちょっとだけ嬉しくなってしまった。


北湯沢温泉 「緑の風 リゾート きたゆざわ 」

野口観光のリゾートホテルである。
過去、20年以上前に社員保養施設として建設された「ホテル名水亭」がリニューアルして出来たちょっとリッチで露天風呂デカい所。

その昔、オープン前にレストランバンケット研修の名目で新人社員の教育係でしばらく働きました。あゝ、時代はあっという間に過ぎていきますね。

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札幌や実家から近いので年に数回利用しています。
二輪ツーリング時も函館・層雲峡のリゾートホテルを利用しています。
まあ家族とのツーリング限定ですけれど、特に女性には大人気のようです。
お風呂も食事も~もちろん価格もリーズナブルですし。

到着後は直ぐに風呂に入り食事をし、お酒を飲みながらすぐ寝落ち。

翌日も普通に起きて食事を済ませて直ぐに出発。
実は早めにホテルに到着しゆっくり過ごす予定だった。
まさかのウラル整備講座に見舞われるも事無きを経て感謝。

北湯沢から洞爺湖の下を抜け伊達へ。
途中の道の駅でトイレ休憩をし実家室蘭へ。

実家に帰る前に途中にあるバイク店にてパンク修理をするのが先。


Img_5691


バイクショップ〇ボという古くからあるバイク店に駆け込んだ。
それこそ40年前に50ccバイクを修理して頂いた記憶があったので、当然パンク修理程度ならばと。

大抵ウラルでご来店すると店主は良い顔をしない。

今回はガチで嫌がられてます。
最悪、隣町にかつてCBR400AEROを購入したバイク店もある。
考えてみたら初めから関わりのあるバイク店に行けばよかった。

コチラも偉そうも何も困って来ている。しかも頭を何度も下げて入店している。
でも、上から目線の田舎店主は話し中でも決して私と目を合わせない。
地方の馬鹿ライダー扱い何だろうか??私は地元人しかもあなたを昔から知っているのだ。
(決して悪意も嫌がらせでもありません、お客様の立場で正直な意見です)
でも、実際帰り道に何かあったらもうスペアはない。

何度も頭を下げ、とりあえずバルブのちぎれたタイヤ&ホイールを差し出して修理が可能かと確認する。
19incのチューブがオフロード用の高価モノしかないと言われたのだが非常事態なので了承する。
タイヤチェンジャーに乗せられ、まあガシガシやられる訳だが、アルミに傷が~なんて叫ぶことも出来ず作業を見守る。
15分ほどしたら作業完了した。料金も5,000円かからない程度で済む。(実は修理価格相場分からず、別に値引きする予定も無かったが)
冗談でタイヤ交換もお願い出来ないかと聞いてみたが速攻で却下された。

店内は新品中古部品が散乱し不出来なアート会場と化している。
愛想が無い店主と作業してくれた店主の父に深く頭を下げて退店したが「ありがとうございました」の一言も無い。

私も大した事のない同業者なのだが、これはもう常連様だけで細々と営業するダメ店舗の凡例他ならないと思った。
困ったライダーの話も真剣に聞けないバイク店などこのご時世意味が無い。
(先日までウラルCTの新古があったようだが)
作業の不出来さにクレームを付ける事はあっても、緊急で作業してくれた事は正直感謝である、だからこそ客商売として損する店だと感じた。

まあタイヤは無事に治った、とにかくそれだけが唯一の救いなのだ。

昼飯も食べずに実家に戻り、早々にタイヤの交換作業に取り掛かる。
昨日の今日、2度目の作業はなんと15分もかからず完了。
実家の親にも内緒で購入したウラルだったが、初めてその雄姿をみた母の一言が心に響く。

「あら、転ばないバイクなら安心じゃない??」

母よ、アナタの若き頃にはサイドカーなど日常茶飯事で見かけてたんだろう。
アフリカツインに乗ってきたときやXL BAJAに乗って来た時はカンカンに怒って心配していたのに。

多分、息子には何を言っても無駄なんだと悟ってしまったのか。(多分コチラが正解かと)


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作業後に交換したい工具と補充部品・必要工具のメモを携帯に入力。
バイクの修理ってなかなか面白いんじゃないだろうか??
タイヤ交換やパンク修理など初歩の初歩の第1話的な事をよく言われるのだけれど、自分自身で調べて(最悪購入元に電話)自分で組んで走って帰る。

途中でタイヤ取れるんじゃないかと冷や冷やするオチは無いにしても、ウラル・ド素人マンが通る最初のステージクリアにちょっとだけ嬉しさと楽しさがありました。

ん??


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所で、タイヤとホイールの隙間から飛び出ているモノは一体何者かしら??

「画像拡大セヨ!!」


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丁度画面上マフラーから平行右に数センチ、ピッと出ているゴムです。

一体コレは何でしょうか??(その正体は来月のお盆ツー内で明らかになる)

さあ、折り返しにて帰宅いたしましょうか??
近場のスタンドで給油とエアチェック、その他念の為にナットの増し締め。

折角ですから虎杖浜温泉にある「たらこ屋 虎杖浜」にてたらこ定食でも食べようか。

完全に3日間クイダオレじゃないでしょうか??(休暇1日目は粗食でした)


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近くに良い温泉もあるのだが、今ではたらこ屋ばかり来ている気がする。
40年以上前から必ず週に2度温泉に来ていた為にご近所感覚で立ち寄ることが多い。

タイヤ交換した後の走行で60km/h以上出ると今までにない位ハンドルがブレる。
ダンパーに関係ない縦揺れっぽいのも感じていたがタイヤも減っているからその影響なのかと深く考えないようにした。当然エア管理はバッチリ大丈夫。(そこなのか??)

サイドブレーキの利きも悪くなってきたのはリヤパットの残量を見て確認済み。
冬前には新品に交換したいが、その前にリヤタイヤの残量も怪しいのでタイヤ交換が先だろう。


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相変わらず観光客の注目を浴びるウラル。
いつ見てもどの角度で見ても男のロマンを感じる。

ウラルに乗って一番の変化は、

「スピードを出さなくなった」
「車両に気を使いよく考えるようになった」
「雨降りでも落ち込まないで走れるようになった」(雨男な私だけの悩み)
「荷物に制限がなくなった」

「家族が初めていいバイクだねって言ってくれた」

最近流行りのカッコいい単車ではなくサイドカーではありますが、正直初めて皆に褒められたバイクなのです。


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暗くなる前に自宅に到着。
車庫に入れる際に灯火装置の確認をするのですが、ここで舟車側スポットライトのハンドルスイッチがどうもON OFFの接触が悪いのが分かった。
グリースガンもないからグリスアップと共に修理可能なのか確認してもらおう……来月のお盆は弟子屈か。
 

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