本日はお疲れさまでした。
私はアジトにはおりません。
URALスペース北海道のスタッフCT丸眼鏡君がS店長と共にゲリラオープン。
URAL北海道初の試みです。
祭日と言う事も有り何組かのご来場が御座いました。
わざわざご来店本当にありがとうございます。
今後はなるべく土曜日曜もオープン出来る様頑張っていきたいと思います。
と言う事で私は午後8時あたりからゲリラ参加いたしました。
丁度CTの不調修理の真っ最中でした。
宗谷ライド参加時に右側のスロットルボディーに障害が発生し保証修理したばかり
でしたが、一時は調子が良くなるも先日のニセコ冬キャンライドにて見事に片肺
になってしまいました。片肺は左側でしたが右側も安定せず絶不調状態に。
他の車両同様にイグニッションコイルの不調と断定し交換すると見事に解消。
流石に左側スロットルボディーの不調はそのままですが右側は殆ど完治した模様。
私の2017ギアアップも同様でしたが、
「スロットルボディー一式」
「イグニッションコイル」と「プラグコード」のセット交換が最も間違いのない
修復方法と確信を得ました。
ただ問題なのは私のURALも朝里ちゃんのURALも共に2年近く雨風寒冷地を走った
末に不調になったのとは別にCT丸眼鏡君のURALはまだ新車半年未満なのです。
雨風も寒冷地使用もたかだか2か月程度、なのにスロットルボディーやコイルの
不調というのは正直部品の不具合かそもそものクォリティー不足としか考えられません。
(部品のハズレという線も考えられますが、ほぼ間違いなくマイナス10℃前後の使用
による結露・浸水・耐寒に耐えられない構造パーツと考えられても仕方が無い)
事実2019モデルからはケイヒンシステムに一新されコイルも別メーカーに交換されて
おります。3年~4年で電装システムが総入れ替えされたのは上記の不具合からなの
かも知れません。(その当時の購入者は半永久的に悩み続けるのだろうか??)
去年末に2015モデル~2018モデル向けにケイヒンシステム換装キットが発表され
ましたが…価格的には30万円以上(作業賃と消費税込)とユーザーを苦しめる設定に
も少々疑問が生まれます。
短命なパーツ群だとメイカーが判断し新型マシンの改良はありがたい。
でも30万円以上のセットを買わなければならない過去ユーザーの中には実費で修復する
者も実は多い。(私も同様に実費にて修理しています)
自動車だと確実にリコール対象か改善対策扱いに相当する現状かなとも思いますが、
あくまでも公式発表は回路センサー通気口に浸水防止用のパーツを付けると言う
発表のみ。実際に装着している状態でも故障してしまった事実は覆らない。
まあそんなこんななトラブルばかりですがURAL自体は非常の楽しいサイドカー。
そんなクレームも乗り越えられる程のポテンシャルを持つ車両なのだから、
正直メイカーの機敏な対応と不具合パーツの代替え交換の実施を切に願います。
(もしくは強制的に全車両無償交換する位の意気込みが欲しいですね)
新車のメイカー保証は新車登録より2年間距離無制限と定まっています。
私のマシンは2年過ぎてから不具合が出てきました、まあエレクトロジェットタイマー
が大体2年から3年だったと言う事でしょうか??(それならそれで納得もするが)
左右スロットルボディーと周辺パーツ交換にて18万円程度かかる事を考えたら…、
うん、今URALを購入・検討・納車待ち頂いている方は幸運ラッキーと言えます。
2019・2020モデルの車両は寒冷地での使用には一切不具合は発生していないのです。
インジェクション化したURALを購入した一昨年前までのオーナーだけが今回の様な
トラブルを体感しているのです。うーむ、ホント試練ですねぇ。
今回は新型EFI換装キットGEN2に新品イグニッションコイルを購入し対策を練っている
状態ですが、換装し以上のトラブルがすべて解決してしまったら正直皆さんにお勧めしたい。
ただ、快くお勧めするも交換しないと片肺・失火・エンジン始動不能になる可能性が
高いのです。
URALはロシアンクォリティーではありません。
過去キャブレター仕様のURALは上記の不具合は無いのです。(その他の不具合はあります)
なんてユーザーの悩みコメントになってしまいましたが、正直仲間内のURALが可哀そうで
ならないのです。私は楽しみで修理・補修・改修をするのですが、若者が頑張ってURALに
乗っているのに根本的な製品不良でのトラブルでお財布を薄くさせるのだけは避けたいのです。
お願いですから…改善キット交換プログラムの立案・実施をお願いいたします。
新型EFI換装キットGEN2に換装するのに対して、実は元々装着されているイグニッションコイル
が使えるよう工夫がされています。しかし、現在生産しているURALには他メイカーのコイルが
装着されています。(多分コイル自体のクレーム修理が少なかったのだろうか??)
折角なので新型EFI換装キットGEN2と共にイグニッションコイルも新型が使用出来る様に代替
パーツか変換コネクター付きで別販売(交換)して頂きたい。
2015~2018の間はURALの販売台数が本当に少ないので保証修理扱いで既存パーツを交換する
方が楽なんでしょうねぇ。(台数少ないのだから無償交換・一部負担交換しても辛くないかも)
といつも仲間内で議論が巻き起こっております。
でも、皆は言います「でもURALは最高なマシン、苦労する分乗っていて楽しいので」と。
この言葉に報いる術はあるのだろうか?
