働かねば食っていけず、
働かねばURALライフ出来ず、
働かねばガレージは維持できず、
本業は必死に頑張ります、そして火曜日(定休日)がやってくる。
偶にはURALに乗って散策しようか?
最近、全く円盤や本を買わなくなってしまった、
先日お気に入りの靴下と薄い本を買いましたが、結果論大したものは買わず、
URAL記事載った雑誌を購入して帰る。
ヘルメットのインカム取り付けパーツを購入したり、秀岳荘にてEPIのカップを
買ったりしつつガレージに戻る。

雨男なんて肩書きは吹っ飛んでしまったんじゃ無いかという晴天、
URALの作業を始めたら移動手段がなくなってしまうのでリトルカブミトラを
ガレージ前に待機させる。
あくまでも部品購入用のドリームマシンである。

超×3ヤキソバも三種類に増え、いったい誰が食べるのか心配になる。
これを食べる時は徹夜かシンEFI作業時なんだろうなぁ。

早速購入したビーコム移設パーツをショウエイメットに取り付けます。
実はこのヘルメット…バイクに再度乗り始めて最初に購入したのはマルチテック。
3年以上使用した後、新型ネオテックが発売されついつい購入しました。
で一時期バイクから遠ざかり、その後TDM850に2年とその後バラデロ&URALに
乗り出した辺りまでネオテックを使い続けておりました。
URALを購入した翌年にURAL用ヘルメットをと下記のヘルメットを購入。
多分、ヘルメット購入に一番資金が飛んだ代物です。(レプリカではなく実物)

ヘルメット購入時に同時導入したのがビーコムSB6X、今まで使用していた
213evoも8年以上前の代物…ペアで購入しつつ片方が先に不調になり現在は
もう片方のみ現役使用に耐えておりました。
しかし、他社のインカムとの接続や相手に対しての音質・通話自体が困難になり
ヘルメットを購入する時同時に新型を購入することにした。

スピーカーの外周スポンジが加水分解し消失してしまいましたが未だ現役です。
というか、現在もアフターパーツが販売しているのはホント感謝でしかない。
実際に新型用に取り付けキットを組んでいく訳ですが、その前にしなければ
ならない事実が判明してしまいました。

それはヘルメットから旧キットとスピーカーを取り外していた時でした。
実はこのネオテック(XXLサイズ)自分の頭にフィットしているのは頭の横幅のみ。
オデコから後頭部までのエリアは隙間が空き、頭頂部も隙間があってちゃんと
装着できていない状態でした。
それに気づいたのはバイクジン2017年白老でのショウエイブース。
当時無料にてヘルメットフィッティングを開催していました。
お金をかけずに機械で頭の形をトレースしヘルメット内の調整キットを作って
くれたのだ。見事に自然体でフィットする本来の装着感に正直びっくりした。
新しいヘルメットを購入してもデータベースにアクセスしたらデータが残ってる
と言われ安心していたましが…考えてみたらネオテックってもう5年以上使って
たんだなぁ…。(買い替えシーズンじゃんか?)
内装キットのスポンジ(何回かは洗濯していましたが…)が加水分解し思い出ポロポロ
状態、折角内装スポンジで改造して頂いたのに見事に剥離。
システムを組み込む前に、内装キットの剥離したスポンジキットを綺麗にする作業
と清掃から始まった。(正直、一年以上放置しガレージ保管していたので当然か)
まあ新しいヘルメットを買うのはネオテック3でも出たら考えます。

内装をクリーニングし調整スポンジをヘルメットにベルクロ装着してからの再スタート、
何とか無事に完了しました。
URAL油温管理テストに出かける際かぶってみる。
フラットツインの音が見事に耳に入ってくる、当然ながら電話も音楽も数段に良くなった。
今回何故ネオテックを復活させたのかと言うと、第3回URALウィンターライドの為である。
昨年はチンガードもフェイスマスクもない状態で走破した為とても辛い思いをしました。
今回はそのならない為の対策という事であります。(新しいの買えってばよ)
休暇1日目はそんな感じで終了いたしました。

休暇2日目の朝も早い…なぜ休暇は早起きなのか、まあ子供なんでしょうね。
自宅の買い出しやらガレージの買い物をしつつ昼前にガレージ到着。
久々に資本主義的朝食を済ませます。(本当はホットケーキを食べたかっただけ)

気合が入ったところで色々言い訳しながら延期していたアレの交換をいたします。
昨日ヘルメットテストと共に実施した走行時油温管理データを取ったのもアレを
交換した後の効果測定の為でした。
実は…1人でメインスタンド立てられないという情けない状況も本日打破いたしました。
いやはや、単純にコツだったんだなぁ。(今までは本車持ち上げ担当)
わざわざアストロにて特価バイクジャッキなるものを購入して来たというのに…、
この有り様でございます。つまり、ある物だけで出来たということであります。

今回用意したアレはこれでございます。
2020モデル用のオイルパン(何故ブラック??)と改良オイルポンプとストレーナ。
30K程度でご用意可能でございます。

ここまで来たら後には引けないと作業フィールドを構築し作業を始めます。
前回のサマーライドを含めオイル交換後3000km以上走行しましたのでオイル交換
との同時作業がしたかったのです。相変わらず廃油タンクが満杯だった為に廃油
ボックスを使用いたしました。ペール缶が年間3本以上無くなるのはユーザー様
がちゃんとオイル交換をこまめに実施していただけている証拠です。

3000kmでのフルオイル交換なのですが、やはりエンジンオイルは真っ黒です。
ミッションオイルと同時抜きするとはっきりとわかります。
ミッションオイルの綺麗さはほんとビックリですがドレンボルトにゴミは殆ど
ありませんでした。(ファイナルギヤだけはネロネロ状態のモリモリでしたが)

そして驚愕な事実が判明します。
オイルパンのボルト全てがトルク殆どかかっていない状態で簡単に緩んでしまった。
ガスケットを見たらオイル漏れスレスレで止まっている状態がわかります。
はい、今までオイルパンからオイルは一切漏れていませんでしたが…昨年末ライド
前の増し締めからサボっていたからかも知れない。
(皆様はちゃんと増し締めやトルク管理はちゃんとしましょう…で締め過ぎ厳禁です)

しかし、話には聞きましたがオイルパン底ギリギリからオイルをかき上げていない
構造ではありませんか?ストレーナがパン下ギリギリに無いと厳しいでしょうよ。
ということで旧オイルポンプはゆっくりと剥がされていきます。
新型オイルポンプのストレーナ形状が固定ナットに微妙に干渉すると言う事は
知っておりましたが代替品は使わず工具を駆使して組んでいきます。

オイルパンだけブラックだと漏れ状態が分からないじゃないか??
いやいや、交換したんだよって分かる様に黒にしたという単純な理由に皆呆れ顔。
ボルト山崩壊する高トルクをかける事なく装着完了。
作業時間はトータル30分程度(休憩込)でしたがオイル抜き・交換補充の時間を入れ
たら1時間〜1時間半程度でしょうか。

横から見てもブラックにてはっきりとわかります。
多分汚れたら気付かないかも知れません。
作業後オイルを投入しますが2Lから2.6Lに増量する事を考慮しちゃんと測って
流し込みます。その後ミッションオイルとファイナルギヤオイル交換を実施します。
廃油ボックス4.5L(アストロ)がちょうどいいサイズです。(4.5Lも入れたら大変な事に)

今まで使用していたオイルパン・ポンプは予備パーツとしてガレージに保管と…、
さすがにオイルパンは大きすぎて仕舞うには邪魔かしらとクリーナーでガシガシと
洗浄しクリーナーでピカピカにした後こんな事になってしまいました。

外側は3年間の焼けシミ傷の跡がそのままリアルに再現されております。
1万円以上もするお菓子皿に返信した訳ですが…非常事態の為に待機しているのです。

その後暫くしてURALテストランにホームセンターへ買い物に。
近すぎて油温が上がらないのでしばらく走行した後URAL雑誌を購入しに書店へ。
帰ってきて油温確認しても昨日より20℃は低い…、新しいオイルだからか?
いや違う、油温の上がり方が今までとは違う。
走行の仕方で油温が上がる段階を昨日も確認済み、外の気温も時間帯も変わらない
タイミングで試走して来たのだから…、やはり交換した後の油温変化が明らかに違う。
ついでに一番シリンダーに洗濯バサミを刺したままでしたが、いつもより5℃は低い。
確実たるデータどりでは無いのですが、ファイナルアンサー含む油温管理とファイナル
管理はクドイ程実施してきたので明らかな変化に正直満足しています。
なるべく原型は維持しつつ、新しい補修パーツで問題解決が出来るうちはメーカー部品で
カスタマイズするのがディーラーとしての責務でございます。(世紀末verは別腹です)
ガレージに格納し満足しつつ次の作業を開始いたします。
某URALメンより鉄製レッグガードが届きました。
見事に錆が出ておりましたので一生懸命サビ落としを開始します。

手で作業するのは酷な話、機械の力をお借りしました。
あっという間に綺麗になり、その場のノリでサフェーサを塗ってしまいました。
一日乾燥させ下地処理は完了、来週の火曜日にはジャーマングレーに塗装いたします。
現在使用している取り付け金具が使用可能というのがありがたい。
(もう1セットありますので後日作業を始めます)

夜になり夕食を食べた後に買ってきた某雑誌を拝見します。
今回の内容は初心者には良い内容ではないだろうか?
一番笑ったのは最終ページにあったURALラインナップ&価格他データの上に…
あるではないか大好きなヒマラヤーン!!
今自分が乗りたい二輪マシンなのだ。
価格・発売日未定…そろそろ発表されるんだろうな。
ワクワクドキドキの瞬間が近づいてきてますね!!
