アナタは右?それとも左?
卑猥な話題ではありません。
側車の装着向きの事です。
いやーん、私はギアアップに乗りたいから当然右よーん。
と言っていたアナタ…その考えはもう古い。
と言う感じで4日前に突如として例の動画が解放されました。
そう、左側車ギアアップ…無論2WDです。
オーストラリア仕様の為、バック用ライトが標準装備されています。
そもそもオーストラリアでは右側車URALのナンバー取得が出来ない
為、今まではCTベースかギアアップルックスの1WD「レンジャー」
しかなかった。左側車の場合、ファイナルギヤの関係で2WD化が
出来なかったのだ。今まで本当に欲しかった2WDだった筈です。
見事に2WD化を果たしています。推測ですが元のファイナルギヤの
アウトプット側から軸を反転させリヤホィールに装着するシャフトの
内側にスプラインロッドを内蔵しているんじゃないでしょうか?
2WDレバー自体は右側車共通の物を使用していますのでHBキャリパー
下に堂々と布陣する専用スイングアームシャフトホールから連結
されるプロペラシャフト群、シャフト自体も特殊でしょうけれど、
パンク時のタイヤ交換に至ってはなかなかどうして大変苦労させられる
仕様じゃないかと思います。
コレで日本の道路事情にもマッチしたURAL2WDの誕生ではないだろうか?
と思われがちですが…実際はそうとも言い切れません。
と言うのも、左側車の場合…仮に左コーナー(交差点など)を曲がった際に
万が一に側車が浮いてしまった場合…と言う訳です。
それはそれで右側車も同様じゃないか??との意見もありますが、実際に
右側車が交差点を右に曲がる場合とは少々異なります。
曲がる際のRの違いと言えばピンとくると思います。
左側車の方が極端にRがきついのです。
でも、正直ライド時の追い越し等のしやすさ、サイドカー側乗員の安全性
等良い点が多いのはもちろんです。
(私の個人的な意見は…もちろん右側車なんですけれどね)
ここで言う問題点はズバリ耐久性とメンテナンス性の二点。
メンテナンスに関してはタイヤ交換のしやすさもあります。
オフロード走行する前提のものですからパンクやホィールダメージの際
車載工具でバラシが出来るかどうか…当然考慮しなければなりません。
そんな事を考えながら…あれれっ?何か部品形状と取付方法に違いがあり
ますよね?わかりますか??
とりあえずオーストラリア仕様のURAL2WD…果たして2021年夏には
日本にも入荷できるオプション設定が増えるのか期待大です。
私は買いませんよ!!(笑)