2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

« 公開情報更新 | トップページ | URALライドin富良野・旭川コテージ泊「URALオーナーの集い」開催のご案内 »

2024年4月 5日 (金)

ホント身を尽くすという事

URALは本当に楽しい。

そんな事を言っていたのは数年前だったろうか?

好きな事をして、同志が増え、楽しいひとときを過ごす。

たったこれだけの望みを叶える為に休暇を全てアジトの運営とユーザーの為に活動した。

しかし、アジトの維持にもお金がかかる。

ユーザー様は皆アジトを思い仕事をくれた。

「アジトの存続こそ最優先事項」

しかし、URALユーザーを暖かく見守ってくれていた親会社の経営不信からアジトの思想が変わってしまった。

最低限のルールと決まり事をいとも簡単に覆す。

親会社の長はこう言った。

「望むものを与えたら、直ぐに自身の欲と身勝手で親を裏切る」

片腹痛い話である。

URALを販売してもアジト利益は10万円もない。

ロイヤルエンフィールドを販売しても利益は3万円もない。

アジトの賃料と諸経費に最低30万はかかる。

その全てを自身で賄うのが将来オートバイ店を目指すお前の使命だ!!と言った長。

ボランティアという側、利益を頂かずアジトに全て費やした。

足りない、ディーラーをするという事は新車仕入れや部品仕入れ、その他工具類の購入もする。

全て個人の財布で賄う事に何の疑問も抱かない訳がない。

いつもギリギリでいるアジト維持。

修理を依頼しても納期は未定、ユーザー様から遅延の怒り、長からは忙しいのに急かすなと怒られる。

ボランティアは社員ではない。皆ご厚意で活動している身である。

挙げ句の果てに親会社に消費税まで払えと言ってくる。

毎月の支払いが大変で親会社に利益を計上できない。

そんな事はこちらの不手際と言われる筋合いがあるのだろうか?

URALオーナー様には本当にご迷惑をおかけし本当に申し訳ない。

親会社は新車の組み立てや移送の約束すら守らない。

仕舞いには新車は傷だらけ。

それでもアジト設立から色々とご教授頂き様々な事をしていただいた恩義もある。

我慢だ、自身の休暇は全てアジト維持に費やし、疲労からヘルニアと脳腫瘍を患ってしまったが長からは何もない。

皆から言われた、そんなアジトはやめた方がいい、そんな詐欺まがいに搾取されるならユーザーに戻った方がいいと。

そんな中、アジトに長を呼んだ。

実はこの一瞬で今後の未来を決めようと思った。

長は嘘をついているか?

今後のアジト運営で経費と賃料を補償して頂けるなら継続してボランティアをする。

長が嘘をついていたか?

全てを自分たちに丸投げしたら…。

長は様々な嘘をついていた。

まあ、経営者なんて嘘つきの塊だというのは知っている。

但し、今まで家族も同然に懐にいたスタッフに賃金も払わずダメ社員呼ばわりしていた。

それだけじゃない、様々なウソが露呈した時点で決心がついた。

自分の資金援助が500万円過ぎたあたりで目が覚めました。

この宗教まがいな長についていっても搾取されるだけで何も生み出さない。

勘違いしないでほしい、決してほどこされた行為には感謝している。これには敬意を表する。

長は言った。

「自分のお金は出すな」

おいおい、500万円出した私はただの馬鹿?いや毎月高い授業料と労力とご奉仕させていただいた怨念だけが残っております。


という事でアジトを存続するという当初の理想を目指す為、

会社を立ち上げました。

私は何も持たない単なる一個人に過ぎない。

営業する者、整備する者、アジトを維持する者、皆の協力があり私はアジトにいる。

私がアジトで活動できるのも皆がいるお陰。

本当にありがとう。

URAL JAPAN株式会社の皆様、ピーシーアイ株式会社の皆様の温かい加護のおかげでディーラーとして存続できております。

これからも各オーナー様の為にアジトガレージの存続と集まり戯れる場所を守っていく所存です。

会社として登記し、経営への各種手続きと免許を取得し、最終的にガレージ認証工場の取得にて全てが揃いました。

さあ、これからという時に…精神的にも体力的にも限界が来てしまったようです。

年齢的に無茶をしてはいけないんでしょうか…現在治療と延命をしつつもがいています。

ただ、かつてURALに初めて乗ったあの頃の自分には戻れません。

30代の頃に今やっている事をやりたかった。

腹を割って尽くしてきた自分が心も体も費やし、結局色々と利用され裏切ったと罵られる。

何を騙したというんだ、何を裏切ったというんだ、謀反を起こしたと言われた人間が長の為に500万円も提供したのか?

普通の方がこの話を聞いたら「馬鹿な野郎、ザマアミロ」位に言われると思います。

悩みました。

何度も辞めようかとも考えました。

でも生き延びる事を選択しました。

まだ、自身でURALを楽しみ倒していないからです。

だからこそ、絶対にアジトは辞めません、存続する事が全てにおいての信頼・信用・正義。

真っ直ぐに、誠実に、反逆者の汚名を着せられても構いません。

それを決めるのは私ではなくオーナー様・メーカー様なのですから。


そろそろ公表してもいいかしらと思い、今時のドラマ風に語ってみました。

お金のことは今更どうでもいいのですが、ストレスと過労で心身共に変わり果てた姿に何も言わない長には敬愛を込めて一言。



「私にひっくり返った試乗車URALを販売してくれてありがとう、私の人生を狂わせたアナタを一生忘れません」


追伸、HPが2年前のままになってますがいかがなものでしょうか?知ってましたか…ちゃんと改廃していたという事を。

« 公開情報更新 | トップページ | URALライドin富良野・旭川コテージ泊「URALオーナーの集い」開催のご案内 »