後日談
先日、ガレージイベントにたくさんのURALが集まりました。
URALの楽しい所は「自身のオリジナリティーが露呈する程に楽しい乗り物」なのです。
しかし、大きな落とし穴が散見しておりました。
そう、HHK時代の組立マシンは制作者の置き土産がえげつない件。
何処かのラノベタイトルのようなお話なのですが、
つまりURALという乗り物は外国の工場で完成、輸送しやすい様に再分離されパッキングされる。
日本国の税関を通り抜け、メーカーからディーラーへ輸送される際、昔は木箱入れの軍用車っぽいロマンあふれる姿でやってくる。
過去、HHKの北海道窓口に居たボランティアスタッフの元に届くのは車体完成車(最終的には走るだけの手抜き状態)で港に陸揚げされる。
はい、箱入り娘の生まれたての姿を知らないジリ貧のスタッフは「ありがとうございます」と深夜遅くまで手抜き作業の後始末をします。
URALの素晴らしい点、部品が故障破損組み違いでもある程度は普通に走行出来てしまう事。
これに関しては(めいっち第2回URALウィンターライド完走できず)の中で明らかになっております。
5年前のウィンターライド初参加(URALマンとして)にて初手から片肺エンジンを酷使し、最終的にキーオフ時バッテリー消耗トラブルとECU不具合で帰路旭川手前でリタイヤ…長距離ワープにてアジトに戻ると言う事態になりました。
ここで言うのはギリギリの局面までURALマンを乗せ走行出来ていたと言う点です。
マイナス気温の圧雪・アイスバーンを制限速度前後で走っていたURALには正直脱帽です。
イベント前のインアウト議論(X上)を横目に、目の前にあるH氏のURAL2022モデルの車体…アップマフラーと予備ジェリ缶がぶつかり擦れています。(オーナー様はこの意味理解可能かと思います)
スーパーインを通り越してハングオンしております。(無論デフォルト時)
HHK持論の日本仕様調整失敗、いや時間が無い仕事状況(コンテナ入庫から5ヶ月放置で?)
ステアリングダンパー取り付け部の三角の鉄板が入っていない個体。
入っていない事の謝罪ではなく仕事を急かすなと叱られるスタッフ。(コンテナ入庫から2ヶ月放置で?)
トラックでの輸送にて個体を下車する際にラダーから脱輪してもノーピンチ。
最近はETCトラブルや納期遅延、、ブレーキトラブル等大変だったと噂を聞いておりますが、
色々な呪い?呪文?を数年後に紐解いてはため息の付く時間を過ごしました。
今では十分笑い話なんですが。
本日は「めいっちの戯言ストーリー・イベント篇裏ダイジェストの語り」でございました。
HHK・その他の名称・固有名詞等は全て今現在は存在しないフィクション風です。