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2019年1月21日 (月)

ウラル購入記 第3話 「ウラルがやってきた、がコイツは一体??」

(管理人からのお知らせ・ご注意ください)

「URAL」
「ウラル」
でウィキサーチ致しましたら歴史・経緯・昔から今までの事は参照可能です。

あくまでも一個人がウラルを購入し楽しいライドをするまでのお話です。

これからウラルやその他の三輪側車を購入しようとする冒険者にほんの少しだけ役に立ったら本望です。

あと、コレクター重視の方には「全く・これっぼっちも」役に立たないつまらないお話ですので戻るボタンにて撤退を推奨します。

●ウラル購入記 第3話 「ウラルがやってきた、がコイツは一体??」

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ライトエースの荷台に昨日迄イベント会場に飾らせていたウラル ギヤアップが載っていた。
紛れも無くウラルだ。
かつてサクマ製サイドカー「フュージョンカッパー」を所持していた経験はあるが、今回の車両はそんな中途半端なシロモノでは無い。純粋なロシア製サイドカー「ウラル」である。
サイズ、エンジン音、鉄の塊、何より戦闘車両の風格しか感じ取れない。
ただ純粋に軍用車両の名残が現代風にライドチューンされた感なのだ。
私自身、ミリタリーマニアではない。
ここで言うマニアとは「当時のオリジナルを忠実に再現させる満足感」を指しているが、私がウラルに魅了されるのはマニア思考とは違うと思っている。

「自分のオリジナルスタイルを忠実に再現させてくれる道具」

サバイバルゲームやミリタリ容姿も非常に興味がある。
でもそれらを極める為のウラルじゃ無い。
自分のやりたい、楽しんでみたい、作ってみたいモノの道具としてウラルが欲しかったのだ。

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旅の移動手段、街の足、仕事の合間のストレス発散、昔からバイクで走る習慣はあった。
高校時代、雑誌の裏に掲載されていたホンダのバイクラインナップに一際目立つアフリカツインにどうしても乗りたくて、三十代になってから大型免許にステップアップし購入もした。
一度は外車もなんて夢を見つつ、偶々出会った丸目なBMWに一目惚れしGS乗りになった。
どうせ乗るなら最後はアドベンチャーだなと笑いながらGSAも手に入れた。
ツーリングやキャンプなより一層面白くなったのは言うまでもない。
ダート走行は苦手だけど一度も転倒する事なく走っていたが、正直なところ物足りない。
パワーも有る、乗り心地もいい、そこそこ荷物ものせられる。
でも、それでも物足りない。
多分、自分は飽き性な性格なのかも知れない。
そんな事さえ感じた事もある。

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キャンプツーリングは大好きだ。しかしながら自分は確率9割の雨男(何十年も雨男を立証済み)なのでバイクツーリング的には致命傷な資質を兼ね備えている。
雨具や積載物に対する雨対策は人一倍煩く、衣類からバックに至る全てにウオータープルーフ仕様。
まだ雪の残る3月末から秋11月迄ライドする為に積載物が増えバイクもビックに排気量も4桁になった。
仕事柄一泊ツーリングがほとんどでスピード&長距離ライドに耐えるマシンを当然求める様になる。

あっ、気づいた。

今迄、バイクに乗って楽しい事をしてきたが何か足りない。
その足りない要素は何だろう。


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あっ、そうか。

バイクは只の移動手段の道具だったんだ。
バイクを楽しむんじゃなく、自動車同様に移動手段のツールでしかなかったんだ。
だから整備も店任せで車載工具も使った事がない。
故障箇所が有れば費用負担が高ければ新しいマシンに乗り替わる。
また新しいマシンになったら違った楽しさを感じ、の繰り返し。
これもバイクの楽しみ方の1つだと思う。

コレジャナイ!

自分の理想的なバイク、自分の思い描くバイク、自分の、

荷物を山の様に乗せて夜逃げしてきました感増しの迷彩ウラルに乗った若者を見た時、若者の笑顔に呆気なくやられたんだなと今でも苦笑する。

キミみたいな旅がしたいんだよ!

若者のワガママを受け入れるウラルの姿に感動すら覚えた。
無言のインプレッション。

今、そんな思いを胸に荷台から降りたウラルを眺めニヤニヤする自分がそこに居た。

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簡単な説明を受け、納車された後は車両の確認と解説書のにらめっこ。
暫し休憩の後、ヘルメットをかぶり初めてのウラル走行。

今だから言えるお話、真っ直ぐ走れず急ブレーキをかける。
道路の左端ギリギリに停車するも全てが今迄のバイクと明らかに違う。

「ウラル、お前は一体、俺コイツに乗れるのか?」

今迄のバイクのと向き合い方を根底から覆すウラルに恐怖した。
その後、自宅の周りを30周もするのはどうなんでしょうか?

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2019年1月18日 (金)

ウラル購入記 第2話 「何処で手に入れる??」

(管理人からのお知らせ・ご注意ください)

「URAL」
「ウラル」
でウィキサーチ致しましたら歴史・経緯・昔から今までの事は参照可能です。

あくまでも一個人がウラルを購入し楽しいライドをするまでのお話です。

これからウラルやその他の三輪側車を購入しようとする冒険者にほんの少しだけ役に立ったら本望です。

あと、コレクター重視の方には「全く・これっぼっちも」役に立たないつまらないお話ですので戻るボタンにて撤退を推奨します。


●ウラル購入記 第2話 「何処で手に入れる??」

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普通考えるよね??
200万円以上するマシンを購入するとして、

「購入価格」
「購入店」

本来考えるべき所はココではなくその前の段階ですよね。
家族にどう理解して頂くか、保管場所はどうか、他のマシンとの比較etc、

ハッキリ申しますと、新車ウラルに関しては他社比較するモノがございません。
(旧車マニア車両・中華車両を引き合いに出す話題ではございませんのでご注意を)
そもそもトライク・サイドカーに興味を抱き、ついウラルも候補に引き出すなんて方は正直いないと思います。ウラルが候補にあがるという事象はウラルを気に入った場合のみでしょう。

〇購入価格

一番のネックはお金の話。これはメーカーのホームページに当然掲載されているので分かりやすい。でも、もっと知りたい相談事のできる環境が北海道には無い。
結果ネット頼みになる、が人間欲しい時に情報を仕入れるスピードは「今すぐ知りたい」なのだ。
職業柄……半年~1年かけてじっくり車を吟味して支払い価格を絞り販売店をふるいにかけて格安で手に入れるユーザーをたまに見かける。
まるでマイホームを購入するかの如く夢と希望を頭に思い浮かべ、まあ確かにマイホームの次に高い買い物とはよく言われるネタですが。

実はこれには色々笑い話が御座います。

「値引きはどこまでしてくれる?」

と直ぐに切り出すお客様は営業マンを自動販売機かディスカウントセンターの店員としか思っていないと言う事、これはほぼ100%事実。

全く関係のないお話だったが、直接お話が出来る環境ならばこんな話もあるだろう。
しかし、何度も言うが現在地は北海道。
ウラルの商談が出来る場など無い。重要な事なので二度言う、ウラルの商談が出来る場は北海道には無い。

つまり電話かメールでしか話は出来ないのだ。

もう一つは大きなバイクイベントに出向く事、実際に実物を見つつ商談出来るのは大きい。
でもイベントは毎週ある訳では無い。せいぜい年に一回か二回程度。
北海道はバイク非乗車期間が四か月もある為、イベントは春か秋にしかない。

ド素人がウラルの商談をしようものならこの大きな壁にぶつかる。
自分で調べている時に一番に思ったのはコレだ。

実物が見たい、カタログを見たい、試乗したい、まではいいが購入相談したい……購入するのにいくらかかるんだ??

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2018 サマーバイクフェアinつどーむ(第38回北海道バイク祭り)

お恥ずかしい話、ド素人(ウラル購入に関して)にてボッチ(サイドカー仲間無し)な自分が一番初めに実施したのはメーカーにメールを送る事。

①ウラルジャパンにカタログだけ請求
②最近販売再開したという〇〇〇エンジニアリングに見積り依頼
③ネットで中古車を検索したらすぐヒットした〇ッ〇〇の中古車購入見積り依頼

こんな事しか出来ません。
当然メールを送って返信が来たスピードは約一週間。
北海道から購入見積りのメールが来た程度では即返事なんて来ません。
購入意欲なんて冷めて当然と思いますが、当の本人は欲しくて仕方がありません。

とにかく情報を仕入れたいとネットを駆使して色々調べます。

ウラルの悲劇ネタの豊富さが実感できる情報ばかり入ってきます。
情報精査できるのは「ウラル若者の営業トーク」と自分で見た本体のみ。
不安ばかりが沸々と湧き上がってきます。

◇ウラル購入に必要な経費

ウラル本体価格+組立・予備検査費用+整備登録費+オプション価格+納車費用

219万円の本体が260万円程度まで膨れ上がる実態でございます。

ウラルはロシアの工場で生産されアメリカ本社の指示をうけ大阪に水揚げされます。
半完成状態で水揚げされたコンテナを販売店が梱包を開けて組み立てる。
組み上がったらナンバー取得が可能になるよう支局で検査を受け、購入オーナーの住む支局でナンバーを交付して頂き納車となる。

国産自動車の場合は車両本体+諸費用+オプション価格+納車費用(販売店が近くの場合は納車費用はない場合もある)

上記の図式が正確にわかるには見積りをもらうまで分からない。
当然見積りがメールで届いても解説・説明がない分不安がさらに倍増する。

北海道はウラルを購入するには不利な土地。
これに関しては九州・鹿児島や青森などは不利でも何でもない。
販売店に行く為にマイカー等で伺える点だ。

送られてきたメールには味気もそっけもない請求書っぽいリストだけだった。

最低限250万円を用意しろ!!
因みに中古車は整備費40万円以上追加し見事な価格でした。(頑張れば新車買える額)

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2018 サマーバイクフェアinつどーむ(第38回北海道バイク祭り)

〇販売店

何もわからない人間が初めてのモノを購入する時、大概一番最初にアクセス出来た所から購入する場合が意外にも多い。
それがパソコンやデジカメなら問題無いのですが、ウラルと言う得体のしれないバイク。
しかも価格はBMW R1200GSA 新車価格とほぼ同じだ。
ホンダNBOXカスタム4WDの購入価格と同じ。えっ、軽自動車と同じ価格なの??

ウラルの若者へメールを送る。

実は若者おススメのお店を紹介して頂いた。
メール返信しかしてこない販売店に再度質問メールを繰り出して返信を待つより、一本の電話が一番嬉しい。
販売店の社長からすぐに電話が入った。
正直言えば現代のメール社会において、未だ対面・電話での対話が一番安心するものなのだ。

後に感じた「ウラルオーナーは販売店の営業マンなのだ」という笑い話も納得がいく。

これは自動車やその他の分野でもオピニオンリーダー(紹介者的)の役っぽい。

実際の所、一度お話をして価格資料を頂き購入を決断した。これに関しては販売店の意外な行動力に尽きる。

「二週間後に北海道でイベント有りますが、車両持っていくのでご覧になってから決断ください」

と普通聞いたらよくある話ですが、まさか持ってきた展示車を購入し展示後翌日納車という荒業をやってのけるとは思ってもみなかった。

若者と知り合い、ウラルを見て、話を聞いて、販売店を紹介してもらい、イベントで確認し納車……わずか三週間以内の出来事。(事実です)

ウラル購入記 第1話 「ウラルって??」

(管理人からのお知らせ・ご注意ください)

「URAL」
「ウラル」
でウィキサーチ致しましたら歴史・経緯・昔から今までの事は参照可能です。

あくまでも一個人がウラルを購入し楽しいライドをするまでのお話です。

これからウラルやその他の三輪側車を購入しようとする冒険者にほんの少しだけ役に立ったら本望です。

あと、コレクター重視の方には「全く・これっぼっちも」役に立たないつまらないお話ですので戻るボタンにて撤退を推奨します。


●ウラル購入記 第1話 「ウラルって??」

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2018 サマーバイクフェアinつどーむ(第38回北海道バイク祭り)

私がウラルを知ったのは数年前のグッズプレス雑誌の1ページ(半ページだったか)、
そこにはウラル・サハラが爆走する写真と説明・解説があった。

「サバイバルなサイドカーか、しかし200万円近くもするのか……」

バイクに198万円~の費用なんて無理な相談。
今乗っているBMW R1150GS と同じ水平対向と言う事は「オイル管理と部品難民」になるんだなぁ。

そんな事を思いながらウラルと言う名を聞くのは数年後となる。

多分、ウラルに出会わなければ……自分の会社で新型アフリカツインアドベンチャーを購入しビックバイクをブイブイ言わせながら大洗ツアーの夢を見ていたかもしれない。

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2015年8月某日 屈斜路湖 和琴半島キャンプ場 車両 BMW R1200GSA

BMWに乗った感想はたった一言「重量級な私や積載王を気取ってもちゃんと走る」だった。
以前乗っていたR1150GSもそうだったが、マシンのポテンシャルは現代の車両ほどハイスペックではない。でも余る位のパワーと快適な装備でキャンプツーリングが相当楽になった。
悩みと言えば、

「修理代が高い」
「修理部品が修理工場に全然届かない」
「自分で整備するにはツライ電子装備」

実は乗車時の満足度の裏に潜む悩みが浮かび上がってくる。
車両が不調になっても自身で修理が出来ない。
パンク修理程度(チューブレスタイヤ限定)なら出来るが、バッテリー上がり程度しか対応できん。
20年以上も自動車関連の仕事に従事し、一時期昭和ローバーミニのエンジンなら蓋を開ける事も出来たが現在はコンピューター診断で故障個所を調べる世の中。

なんかもっと楽しいライドがしたいかなぁ、いや体力的にも年齢的にも厳しいのか?

サクッとデリカJB500の頭金に羽ばたいたR1200GS、たった1か月5,500km走行しかしなかった最強GS伝説が終了しました。(R1150GSは相当走りましたよ)

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2017年12月末 大洗にて デリカJB500 ホンダ モトコンポ

でも、やはり我慢出来ずに格安TDM850を購入したり道の駅ツーリングしたり、やっぱり国産のバイクなのかと国産バラデロを買ったり、で2018年6月を迎える。

偶々みたツイッターに面白い記事があった。
仕事を辞めて北海道にツーリングに出発した若者の楽しそうなトーク。
現在フェリーに乗って小樽港に向けて進行中との事。

「ウラル??」

そう、その若者は迷彩色なウラルに乗っていた。当の本人もまるでロシア兵の様相だ。

「ウラル」

ネット検索するとウィキ、メーカーページ、そして出て来るのは……、

「ウラルはやめた方がいい」

このフレーズだ。

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2018年6月某日

ライダーハウス&カフェ「雪月花廊」

若者がしばらく札幌周辺に滞在するとの事でイチかバチか「見たい」と伝えたら快く承諾いただいたので宿泊先のライダーハウスへ一直線。(多分この時がバラデロ最終ツーリング)

ウラルの事を知りたい場合、一番いいのが実施を確認することです。

ネットや本(まず無い、ウラル同人誌は後日存在を知った)では正直情報は皆無。
これほど本屋で本の無い車両は初めてだと思う。
旧車の場合はともかく、あくまでも新車が存在しているのに解説本も無い。
ネットの情報は8割は悪評判と愚痴ばかり。
なにより北海道には販売店どころかオーナーすら指折る程度と聞く。
だからこそ実物を拝める事は重要なのだ。(結果、このブログや場所を作ろうとしています)

はい、多分一目惚れという言葉はこういう時に使うんでしょうか。
実物を目にした時、とにかく情報を収集したく写真を撮ったりオーナーからウラル話を聞いたり、オーナーな若者の会話はわかりやすく丁寧で紳士的だった。
(後日、ウラルオーナーはほぼ100%ウラル営業マンとして活動できるバイタリティーと知識を習得していると知る)

大体、カタログ・オプションカタログ・小雑誌なんて持ち合わせているライダーなんて今まであった事が無いのだ。

その後、何と試乗までしてしまった。
見て、触れて、試乗までした。まずい、これはまずいですよ若者よ。

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「三回お会いしたら四回目は間違いなく購入します」



若者にそう伝え帰路につきました。私は極度の雨男にて帰りは当然雨でした。
勝手に決めたジンクス、まあ夢を見る事は良い事である。

で、実はその後二度食事をご一緒しました。

ウラルの情報を収集する上で一番いいのは、
「実物を見る」
「オーナーからウラルの情報を聞く」

そして北海道の島国事情を若者に伝える。

そう、私は北海道に住んでいる。

北海道は大きな島である。本州とは空路・海路・青函トンネルの三ルートのみ。
しかもウラルを取り扱うバイク店は無い。

BMWの悪夢が脳裏をよぎる。

BMWのショップは多数ある、当然修理もしてくれる。
多分BMWショップには少数ながら補修部品もストックしているだろう。
だが、自分が経験した修理項目で即日仕上げしてくれた店舗は何処にもなかった。

デフシールのオイル漏れ…全治二週間、
ABS不調…全治二か月、
消耗品…一週間~10日で到着、大体二週間、

私は仕事柄休暇はあってないようなもの、修理に時間をかけていたらあっという間に一か月はバイクに乗れない。北海道で一か月バイクに乗れないとするとシーズンはあっという間に過ぎ去って冬になる。

町工場に持って行っても作業してくれない。
田舎のバイク店は知らないマシンは触ってくれない。

どうして自動車はカー用品店が沢山あって整備もしてくれるのに、バイク用品店が無いんだ北海道……。(その後、ライコランドと2りんかんが札幌に出来た)

(はいはい、いやいやいいショップとか一杯あるぞ的な批判はわかります、要はド素人ライダーがボッチの場合こうなりますと言う事です)

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